神楽舞公演
古来より日本人は、神々に対し感謝と祈りを捧げ、神楽舞を神前に奉奏してきました。
神楽舞とは、天岩戸の「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」の神話に由来する、「神人和楽」の世界を体現するものです。
神前神楽舞は神社のお祭(大祭等)や日々のご祈願、結婚式等で舞われています。
神社音楽協会では神前神楽舞の技術の向上や普及を目的に2,3年に1度、これまで30回以上の公演を行ってきました。
神楽舞公演は、日本の神社で舞われている様々な神前神楽舞をご覧いただける貴重な機会です。
公演にご来場していただく皆様に、神前神楽舞の心を感じていただければ幸いに存じます。
平成27年開催「神楽舞公演」(終了致しました。)
第35回「神楽舞公演」は、東日本大震災復興支援を一つの目的においています。
神社音楽協会では、被災地域の一つである宮城県の塩竃市にある志波彦神社・鹽竈神社にて復興祈願祭を行いました。
今回その志波彦神社・鹽竈神社からも「神楽舞公演」に参加していただくことになりました。
本公演における神前神楽舞が、東日本大震災で被災された方々の心や魂を鎮め、一日も早い復興が叶いますよう祈念する次第でございます。